こんにちは、瀬野です。今日の話題はズバリ「AO入試」!
みなさんはAO入試にどんなイメージがありますか?古い人間の私は、推薦入試のオシャレ版?くらいにしか思っていませんでした。でも、今の高校生はさすがにAO入試をよく知っているのかと思いきや……生徒面談をしていると、今の高校生もAO入試はよくわからない、という意見が多いようです。
AO(アドミッションズ・オフィス)入試というのは、学力偏重型の受験方式ではなく、その人の個性や資質、熱意などを幅広く評価する受験方式です。入学志願者と大学が互いに望ましい「マッチング」を創り出すための入試なのです。そして、限られた人のものではなく、誰でもチャレンジ出来る入試です。
ここでは今まで生徒からAO入試に関して受けた質問を紹介していきます。きっとみなさんも疑問に思っていた内容があるのではないでしょうか……?
Q1 そもそもAO入試って何ですか?
学力や高校の成績によらず、受験生の資質や実績、意欲をもとに、大学が求める学生像とマッチする人物かどうかで合否を決める入試方式です。明確な目的意識を持った学生を受け入れるための入試ともいえます。
Q2 AO入試ではどんなことをやるのですか?
試験内容は大学ごとに違うので、きちんと確認してください。学力だけではなく、志望理由等による書類審査に加えて、小論文や面接、グループ討論、講義理解力試験などがあります。
Q3 AO入試と推薦入試は何が違うのですか?
推薦入試では、各高校〇名までと出願出来る生徒数に限りがあることが多いのですが、AO入試ではこういった制限がありません。AO入試の方がより受験生の資質や興味関心、実績、意欲などを重視してる感じです。
Q4 どういう人がAO入試に向いていますか?
スポーツや文科系の部活動において全国大会入賞などの実績がある人は有利です。また、自身の考えや意見を主張することが得意な人、自身の確固たる信念のもと、学びたい学問や将来の職業が定まっている人はAO入試に向いていると思います。
Q5 高校の成績(評定平均)は関係しますか?
関係することが多いです。出願資格に評定平均の規定が含まれていることが多いほか、二次試験の面接で成績について質問されることもあります。その反面、全く関係のない大学もありますので、自分が受けようとしている大学はきちんと調べてみましょう。
Q6 部活動をしていると有利ですか?
有利だと思います。でも、大会やコンクールなどでの入賞・優秀な成績だけが実績として評価されるわけではありません。たとえば、協調性やリーダーシップ、挫折からの立ち直りなど、部活動を続けたことから得られたものを土台にして志願理由書を書き上げ、合格を勝ち取った例もたくさんあります。
いかがでしょうか? AO入試の全体像は見えてきたでしょうか?
もし、AO入試に興味を持った人は自分の志望校で行われているかどうか、どんな内容の試験を行っているのかどうか、すぐに調べてみましょう!