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2022.07.30

【高1・2生】大学の学部・学科を知ろう!(文系編)

HIGHESTのみなさん、こんにちは!

高1・2生で、行きたい大学や学部が既に決まっている人は素晴らしいですね。その目標に向かって学習するのみです。
また、決まっていない人も焦る必要はありません。ただ今から大学にはどういう学部があって、何を学ぶのか、という知識は身につけておきたいところです。

そこで今週は大学の【文系学部】について紹介していきます。

●文学部
文学部は、人類が脈々と受け継いできた思想、歴史、言語について研究する学部です。
扱う学問領域は幅広く、言語学、倫理学、思想史、人類学、哲学など、人類文化に関わる一切のことが文学部の研究テーマになります。
人間や世界について深く探求し、そこで得た学びを次の時代に向けてさらに発展させていくことを目指します。

●教育学部
教育学部は、教育のあり方について研究する学部です。
教員になるために必要になる基礎知識はもちろんのこと、教育制度や児童心理といった、教育者として必要な知識全般を学びます。
将来は小学校、中学校、高校の教員になる人が多く、複雑化する現代社会において、広い視野を持って活躍できる教育者の育成を目指します。

●社会学部
社会学部は、私たちの社会で起きている身近な問題や、その根底にある原因について研究する学部です。
世の中のあらゆる事象が研究対象になり、東洋・西洋社会史、民俗学、文化人類学、社会心理学、マスコミ論などを扱うことが多いです。
戦争や紛争などの事柄や、個人と社会との関わりについて学ぶことができます。

●人間科学部
人間科学部は、人間の身体と心について探求することで、「人間とは何か」を研究する学部です。
心理学や社会学、さらにスポーツ科学や教育問題など、さまざまな側面から考察・研究を行うことが多く、学際的な学問といえます。
現代社会で自立して生きられる人材の育成を目指し、新たに設置されることが増えている学部のひとつです。

●心理学部
心理学部は、科学的な方法を用いて、人の心のしくみや働きについて学ぶ学部です。
心理学は文系学部のなかでも女子学生が多めの傾向であることや、専門性が高いことが特徴です。
将来的にカウンセラーやケースワーカーなど心理学の知見を生かした仕事に就いたり、大学院へ進んで研究職になる人が多くいます。

●外国語学部
外国語学部は、外国語を高いレベルで使いこなし、その言語が使われている地域の文化・歴史に対する造詣を深める学部です。
専門の外国語について、文法や発音はもちろんのこと、音声学や社会言語学、認知言語学といった言語に関する幅広い勉強をします。

●国際学部
国際学部は、国際社会における国と国との関係性のありかたを学ぶ学部です。
大きく「政治」「経済」「文化」の3分野について扱い、自国と外国とのより良い関係性を考察・研究します。
グローバル化が進むにつれ、大学で「国際関係学部」「国際教養学部」「国際文化学部」などの国際系学部が設置されるケースが増えています。

●法学部
法学部は、人間社会の規範である法や法律を学ぶ学部です。
法律そのものが生み出される原理や、法律によって社会問題をどのように解決していくのかといった考え方、判断力も身につけます。
法律の研究と教育を通じて、法曹やパラリーガル、企業の法務担当者など「法律学のスペシャリスト」の輩出を目指します。

●経済学部
経済学部は、世の中のお金の流れやその影響について学ぶ学部です。
お金の取引や、モノの売買についての流れを理解しながら、その総体としての経済を理論・政策・歴史の3つの切り口で研究します。
経済学は古くからある実学のひとつであり、多くの大学で設置されていることが多い学部のひとつです。

●経営学部
経営学部は、市場の担い手である企業の管理や経営手法について学ぶ学部です。
経営資源である「人・モノ・カネ・情報」をどう活用して利益をあげていくか、といった経営の本質的な考え方を学びながら、会計・金融・戦略の理論を身につけます。
卒業後は民間企業で働く人が最も多く、就職先の業種は多岐にわたっています。

●商学部
商学部は企業と消費者を結びつけるビジネスそのものを学ぶ学部です。
商品・サービスが生産から流通チャネルを通して、どのように消費者に渡っていくのかという一連の流れを研究対象とします。
ビジネスの仕組みや企業運営の具体的な流れなど、実学としてのビジネスに対する興味関心から商学部を志す人が多い傾向があります。

※気になる学部があったら自分でも調べてみてください。
※来週は【理系学部・専門学部】を紹介します。

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