HIGHEST INFO

2021.12.04

直前期の併願校の考え方②~この6つを考えて組んでいきましょう!~

HIGHESTのみなさん、こんにちは!
今週も先週に引き続き私立併願校の決め方についてです。
まずは下の6つの項目をチェックしてみてください。

①チャレンジ校・実力相応校・安全校と分けて、各レベルから2~3校選定する。
②実力相応校・安全校は過去問の得点で判断する。偏差値だけで決めるのは危険!(先週の内容です)
③過去問の点数がブレているのも注意!最高得点だけで過大評価しない。
④なるべく傾向や対策が重なるようにする!対策の幅を広げないように!
⑤共通テスト利用も考える。
⑥安全校は早めの日程にして、2月に受験日程が詰まらないようにする。

恐らく各高校でも言われている内容だと思うので詳しい解説は省略しますが、④についてだけ説明します。

生徒の併願校を聞いて心配になる事例は下記のとおりです。

●早稲田と慶應を両方受験する
⇒慶應には「小論文」がありますが、慶應のためだけに「小論文」対策をするの?(しかも慶應に国語はない)

●早稲田・明治・立教を受験する
⇒立教の英語は共通テスト利用となるので、この場合立教のためだけに「リスニング」対策をするの?(コスパ悪い)

●明治学院が安全校
⇒英語に「英作文」が出題されます。安全校のために「英作文」対策をするの?

このように傾向・対策を揃えないと、コスパの悪い学習に陥ってしまう可能性があります。
そこでお勧めを紹介して終わりにします!(もちろん最後は自身の希望で決めましょう)

○早稲田第一志望の生徒
⇒併願校は明治・法政。中央・学習院から選ぶと無駄な対策はないです。

○慶應第一志望の生徒
⇒青山学院(国語なし)・法政(古文なし)が併願校にお勧めです。

○共通テストを重視している生徒
⇒立教・青山学院(どちらも英語は共通テストの点数になります)がお勧めです。

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