こんにちは
NEVER TOO LATEの森です。
さて、本日も授業を始めます!気をつけ!「礼!」お願いします。
森信三先生著『修身教授録』第2部32講義を読み、「教育と礼」についてまとめをお伝えします。
1.教育において
本書の中で森先生は
教育において、「一番大事となるもの」として
「礼」と考えています。
これは、「伏さっている器を仰向けに直すようなものかと思うのです。」
┗器が伏さったままだといくら上から水を注いでも水は溜まらない。ところが一旦器が仰向きにされると、注いだ水はそこに溜まるのです。
”これはまさに天地の差”
2.敬う心
では、なぜ「礼」が大事かというと
実際人間は、敬う心を起こさなければ、いかに立派な教えを聞いたにしても、心に溜まらない。
『批評的態度』とは無責任、傍観的
┗器を縦に立てておいてそこへ水を注ぐようなもの。一応濡れるが、水は溜まらない。
また、『敬』とは自己の態度の根本的転換であるといわれる。
素直な人ほど成長は速いが、むずかしそうな顔をしている人は脳みその器をうつ伏せにしているのだ。
しかし、
”敬う心を起こすことはそう容易ではない”
3.真の教育
実際、大抵の学校では、真に「礼」の行われている学校は少ない。
たとえば、下級生は上級生に対して「礼」をしますが、上級生は下級生に対して「礼」を返さない人が少なくない。会社での上司と部下、講師と生徒もそうである。
これでは真の教育が行えるはずがないのです。
しかし
”これは、「教えざるの罪」教えられなければ気がつかないのです”
4.まとめ
「礼」があって、「敬」である。
「敬」とは相手を受け入れること。
「礼」とは「敬う心」の起きるような”地ならし”である。
NEVER TOO LATEでは上司も部下も、講師も生徒も関係なく、気持ちの良いあいさつが行われています。
名物“エアーハイタッチ”とともに「おはようございます!」「ありがとうございます!」が響き渡っています。
それでは、本日の授業を終わります!気をつけ!「礼!」ありがとうございました。