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2021.07.10

『修身教授録』第2部34講【●●●】

こんにちは。
NEVER TOO LATEの飯野です。

森信三先生著『修身教授録』第2部34講を読み、感じたことをご紹介いたします。


第2部34講【●●●】

今回のタイトルはひらがなで3文字です。
何の言葉が入るかぜひ想像しながら読んでいただけると幸いです。


今回テーマにあげた【●●●】という言葉は【根気】や【意志】という言葉に似た意味を持つ言葉です。
ただし完全に一致するわけではなく、ここに日本語の繊細さを感じます。


人間1つのことに取り掛かり始めると、必ず3度危険な時期がくると森先生はおっしゃっています。

1度目は全体の3割ほど進んだ時。この時の敵は<飽き>や<やる気の停滞>だといいます。これを乗り越えるために必要なのが立ち上がる強い【意志】です。

そして2度目は全体の6割ほどで訪れる。この時の要因は<慣れ>や<成長・進んでいる実感の欠如>
ここを突破するために必要なのがもう一度立ち上がるぞ、という【根気】だといいます。

訪れる最後の関門はゴール目前です。
最後まで達成をするために、焦らずしかし確実にゴールに進んでいく【●●●】強さが必要になるわけです。

この言葉は1度目と2度目の壁の際では発揮できる力ではありません。
ゴール目前、達成目前でないと本当の力が発揮できない。


もっと具体的に考えてみると
生徒たちが学習を進めていくうえで、部活で誰かと競争をしていくなかでも、また我々大人が仕事をしていくなかでも、この言葉は非常に重要な力を含んでいます。

例えば50m走。現在2位でゴールテープまであと10m、あなたのすぐ目の前に1位の走者。
この時あなたが本気で1位を目指すためにはまさにこの【●●●】が不可欠!

日々の学習の中で行うテスト、定期テストや入試も含め生徒たちのこの力を養っていきたいと、改めて強く感じました。

繰り返しになりますが、この言葉が本当に意味を成す瞬間はまさにゴール間近のシーン。
ただしその力を発揮するためには、日々の訓練が必要不可欠です。

生徒たちの最後の最後までやり切る力、また油断しない強い意志をもてるよう、精一杯サポートしていきたいと思います。


さて、今回のテーマの正解は【ねばり】でした。
みんなで一緒に【ねばり強い】人間になりましょう!


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