瀬野です!いよいよ対面授業の再開ですね。
もうみなさんは知っているはずですが、現高3生から「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」が始まります。
この「共通テスト」を正しく理解してほしいという願いから、2回に分けて詳しく説明していきます。
まず「共通テスト」についての確認事項として、数学・国語での記述問題の出題、英語の外部検定試験の必修化は見送られました。
ただし、ここで注意したいことは、「共通テスト」における趣旨です。
「思考力・判断力・表現力」を問うことや、英語の4技能(読む・聞く・書く・話す)を適切に評価するという方針には変更がありません。
そして、すでに公表されている目標平均得点率が、センター試験では6割だったのに対し、「共通テスト」では5割とされています。
センター試験で問われていた「知識・技能」に加え、資料の読み取りなど、その知識をどう活用するかという「思考力・判断力・表現力」も問われる出題になっています。
単純に難化するだけではなく、センター試験と比べ満点が取りにくくなることが予想されます。
また、数ⅠAにおいては試験時間が60分から70分に変更されます。こういった点や今まで行われたプレテストの傾向から、問題の文章量が増加し、記述式ではなくても「思考力・判断力・表現力」を問う問題が多く出題されることが予想されます。
英語においても発音の問題や文法問題が単独では出題されず、より「読解」に重点がおかれた総合的な能力が問われる問題になることは間違いありません(英文法が必要なくなるわけではないので誤解しないように!)。
②では英語外部検定試験についてふれていきます。