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2021.06.23

【速報】共通テスト、記述式と英語民間試験断念について

HIGHESTの皆さん、こんにちは!

6/22に文部科学省の有識者会議で、大学入学共通テストに英語民間試験と記述式問題を導入することについて「実現は困難と言わざるをえない」との案をまとめ、今夏断念を正式に決定する方針との報道が出ました。

これについて誤解のないように解説しておきますね。

まず記述式ですが、やはり困難でしたね。ただ勘違いしないでほしいのは、「思考力・判断力・表現力」を問うことや、英語の4技能(読む・聞く・書く・話す)を適切に評価するという方針には変更がありません。ただ解答方式がマークシートだということです。昨年の社会もまるで現代文の読解のようでした。今後も暗記のみに頼った学習ではなく、本質の理解を心がけてください。

英語民間試験の共通テスト導入も白紙になりました。しかし、だからといって外部検定試験を受けなくていいというわけではありません。
共通テストでは活用されずとも、各大学が個別に外部検定試験結果を基に、優遇措置をとることは可能です。実際に外部検定試験を利用し、入試の成績への加点や、英語試験の免除など、優遇措置をとる大学が増加しており、外部検定試験を受けることは入試において非常に有利になります。英検・TEAPといった試験は今後も重要視されていくと思います。

以上、多少受験生が振り回された印象はありますが、別に遠回りになったわけではありません。今までと同じように「本質を理解する学習」「積極的な英語民間試験の活用」を続けていきましょう!

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