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2020.12.27

七つの習慣⑥

第6の習慣「シナジーを創り出す」
この第6の習慣は、1~5までの習慣のまとめにあたる習慣といってよいでしょう。
身に付けた習慣がどのような未来を描くのか、どのように導いてくれるのか、ワクワクしながら読み進めることができる章となっています。

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シナジーとは

簡単に言うと、「1+1の結果が、2ではなく3でも10でも100にもなる」ということです。
一人一人の総和よりも全体の合計の方がより大きな力になるということです。

他者とのかかわりにおいて、自分一人だけの力よりも、何倍も素晴らしい結果となる。
社会に生きている私たちにおいて、こんなにワクワクすることってあるでしょうか。

(自然界の例として、2種類の植物を隣り合わせて植えた場合、1種類だけを植えたときよりも元気に育つ例等が挙げられています。)
シナジーを創り出す過程

一見両立し得ないことが、日常生活には多々見られます。
例として、家族内で次の休暇をどのように過ごすか話し合っているとき…

夫「子供と湖で釣りをしたい。この前雑誌に載っていた湖に行って、自然の中で過ごすのはどうかな。」
妻「最近病気がちな母親に会いに行きたいわ。この先いつ行けるか分からないもの。」

このままお互いを貫き通すようであれば、決裂する未来を容易に想像できます。
これでは、1+1が1になりかねません。

シナジーを作り出すために必要なこと、それは第1章~第5章までに書かれていることを実践することです。
そして、今までになかった第3案を探し出すこと、それがまさにシナジーとなります。

この例では、
夫「君の気持ちもよく分かる。確かにお母さんに会いたいね。では、実家の近くにある○○湖に滞在中に出かけるのはどうだろう。」
妻「子供にとっても自然を体験するのは必要よね。子供の笑顔を見ると母親も喜ぶと思うわ。」
というような第3案が出てくることもあると思います。
必要なものは高い信頼関係と協力関係

第1章から第5章まで実践できたならば、そこにはお互いに関する高い信頼関係と協力関係(Win-Winのコミュニケーション)が出来上がっているでしょう。
多くの人が学生時代など感じたことがあるかもしれません。
心を許せる仲間と本気で何かに打ち込みチャレンジした時に感じたあのシナジーです。

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「シナジーを創り出す=第3案を創り出す」

今回は第6の習慣についてまとめさせていただきました。
冒頭にも書きましたが、社会で生きる私たちにとって、これほどワクワク出来ることはあるでしょうか。
家族、友達、恋人などの人間関係から、職場での関係、取引先との関係、どんな関係にも当てはめることができます。
まさに、生きている醍醐味を味わうこと、それがシナジーなのかもしれません。

お読みいただき、ありがとうございました!

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