ALL

2021.11.20

修身教授録:忍耐

修身教授録 第2部18講:忍耐

こんにちは。NEVER TOO LATE の飯野です。

今回ご紹介させていただく内容は【忍耐】についてです。

志望校に合格するため、定期テストで点数を伸ばすため、例えば大人であっても目標を達成するため等々

子供から大人まで非常に勉強になる、とても奥深い内容でした。


【忍耐】という言葉ついて、実はなじみ深くこの言葉を知らない、という人はいないと思います。
私自身ももちろん知っていましたし、どんなものかと興味本位で読み進めてみました。

すると森先生が伝えてくれる【忍耐】という言葉について、その奥深さを知り、日々の生活に繋がる部分がとても大きいものと感じました。
それが今回皆さんにお伝えしようと思ったきっかけになりました。


2つの側面

【忍耐】には2つの側面がある。

❶堪忍
⇒感情をコントロールし、露骨に表さないようにする。
怒りなどの感情だけではなく、めんどくさいという気持ちや、例えば人から言われた通り何も考えずに行動していないか?
など様々考えさせられるきっかけになりました。

❷隠忍
⇒いかに辛い状況でも、投げ出さずにじっと持ち続けていくこと
“隠れる”という漢字には、たとえ人に見られていない状況でも努力し続けられるか、という意味が含まれていると私は読み取りました。

そしてどちらの側面にも共通して使われている【忍】という文字。
これには克己心(己に打ち克つこと)という意味が含まれているという森先生の考えがあります。

 


【忍耐】そのゴールは?

忍耐のゴールについて森先生はこのように言っていました。

「忍びは忍びなきに至ってよしとす。」
⇒つまり、耐え忍ぶという意識がなくなって、それが何でもない至極当たり前なことになることが理想、ということでした。

 

この考えに触れたときに衝撃を受けました。
子供たちの勉強に向かう姿勢や、大人たちであっても自分の目標に向かって努力することに非常に関わりが深いことだな、と。

 

そして、誰しも新しく始めたことや、やらなければいけないことに向き合うとき、辛いなと思う瞬間はありますよね?
辛いなとかやりたくないな、って思っていいんだよ、と言われている気がして、救われました笑

 

ただし大切なのは、投げ出さずに耐え忍びながら進むことでいずれそれが辛いとも思わないようになる、というゴールを知っておくことだと。
ある種、楽しみながら取り組めるようになる、という姿さえ想像することができました。


まとめ

この講義を通して、今回私は一見ネガティブに見える【忍耐】という言葉の違う側面を見つけることができたと感じています。

 

何事も継続していれば辛さを感じなくなる、つまり取り組んでいることに対して心の余裕を持つことができ、違う側面から見る視野を持つことができるということではないかなと。
ずっと続けていることってもう【自分の趣味】になっているということだと考えることができたら、最強のパフォーマンスを発揮できる気がして非常に前向きになれました。

 

学生にとって勉強は趣味、主婦や主夫のみなさんにとって家事は趣味、働いている人にとって仕事は趣味、って考えることができるなら日々の中にもっとたくさんの楽しさややりがいを感じることができると思います。
少しでも共感していただけたら幸いです。

ありがとうございました。

SCROLL

MENU

ABOUT US
NEVER TOO LATE
NEVER TOO LATE GOLD
NEVER TOO LATE HIGHEST
OTHER