修身教授録 第1部第25講『質問』
こんにちは、NEVER TOO LATEの藤平です。
今回も修身教授録の中から、私の捉え方も交えつつ内容のご紹介をさせていただきます。
この講は、生徒からの質問に対して森先生が回答していくという内容でした。
そこで生徒から3つの質問がありました。
①これから教える小学生は頼りない。
②読書について
③短歌について
①これから教える小学生は頼りない。
一体何を伝えたいのか…正直疑問に思いました。
森先生がこの言葉から、伝えたかった事
・「人間の一生の基礎は、大体15歳までに決まる」
・「その頃までの教育は、相手の全人格を左右して、その一生を支配する力を持つ。」
→例えば、小学校の先生に優しくされてうれしかったな~とか、楽しい運動会あったな~など…
幼少期の思い出は、案外記憶に残っていますよね。
私は、これが、森先生の言いたいことを意味していると感じました。
②読書について
森先生は、兼ねてより伝記を読むことの大切さを伝えていました。
今回は、これに加えて
・「西洋のもを読むことが大切」
→人間に幅と弾力でると書いてありました。例えば、英語の本を読むことで、英語を習得する。
これも人として、幅が出たことになりますよね。
③短歌について
この3つ目は、正直私の中で意外な発想だと感じたものでした。
・短歌は、「リズム感を磨く」
→今私たちが、リズム感を養うために、短歌を詠もうとは思わないでしょう。
しかし時代背景を考えると、確かにリズムを養える方法だったのだと感じました。
また、短歌はBGMもなく見た目は、文字ですよね。
でも、5・7・5・7・7のリズムに合わせると、文章が立体的になります。
まとめ
個人的に、短歌についての回答が「確かに!」とうなずける部分が多かったのです。
しかしそれ以上に、森先生から学ぶことは
「生徒の質問に対して解答を渡すのではなく、考える余地を含んだ回答をしていること」
これが、生徒の実力や才能を引き出す素晴らしい方法の1つだとこの講を読んで感じました。
最後までお読みくださりありがとうございました!