みなさん、こんにちは。
イオン千葉NT教室の今野です。
さて、本日は修身教授録第2部第19講「自修の人」についてのまとめとなります。
はじめに、本講義で森信三先生が最後に綴られた内容を引用いたします。
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人間は、
「自己を築くのは自己以外にない」
ということを、改めて深く覚悟しなければならならぬと思います。
すなわち、われわれの生活は、この「自分」という、
一生に唯一の彫刻を刻みつつあるのだということを、忘れないことが何よりも大切
です。そしてこれすなわち、真の「自修の人」と言うべきでしょう。
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少し難しい内容に思うかもしれませんが、非常に大切でありシンプルな内容です。
小学生は6年間、中学生は3年間、高校へ進学するとさらに3年間、そこから大学まで進むともう4年間といったように皆さんは学校へ通い学んでいきます。
しかし、学校生活の中で学ぶ内容は、よほど注意していないと、人間として学ぶべきことの、まず半分にも満たないと森先生はおっしゃられています。
それは、なぜか。
学校の生活、授業はとにかく受け身になりやすいからなんです!
定期テストで例えると、
定期テストの点数って、学校の授業受けているだけだと良い点数とれませんよね。
いわれるがままの生活では成長はしていきません!
自らが机と向き合い学校のワークや課題を進め、自ら不明点を先生に質問して解消する、そして自ら苦手と向き合い克服していく
ここから始めて良い点数に結びついてきます。
時間軸で見てみるのも良いでしょう。
1日を24時間としたときに、
睡眠時間・・・8時間
学校・・・6時間
自由に使える時間・・・10時間
こんな具合でしょうか。
睡眠も学校も大切ですが森先生は、自己を築くには、学校以外の自由に使える時間が一番重要だと言われています。
私もここには物凄い納得します!
この10時間(もちろん人によって異なりますが)は、自ら学ぼうと意識すれば「自分を磨き、鍛える道場」にもなれば、何もしなければ「ただ暇な時間」となります。
今思うと、私自身、学生時代はろくに学びもせず、遊んでばかりいた時もありました…(笑)
なので今、こうして日々本書や、周りの方々、生徒からたくさんのことを有難く学ばせてもらっています!
ここの過ごし方で差は生まれていきます!
こう見ると自分という1つの人格を築き上げるのは自分自身ということが少しわかってくるかと思います。
そしてこの睡眠・学校以外の時間の過ごし方を大きく分けると
読書(つまりはインプット、学ぶことです)
実行(つまりはアウトプット、学んだことを実際に行動に移すこと)
と森先生は記されています。
特に実行は非常に重要です。私自身も身にしみて感じています!
長くなりましたが最後に!
こんなにも大切な時間の一部を当塾NEVER TOO LATEに通塾いただいている生徒・保護者様に深く感謝いたします。
本書を読んで、改めて預けていただいていることへの感謝、生徒の皆様の人としての成長に携わらせていただいていることへの感謝を強く感じる講義でした。
日頃より、多くのご協力いただき誠にありがとうございます。
今後も精一杯努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。