NEVER TOO LATEの内藤です。
本日は、修身教授録 第2部 第35講義『批評的態度というもの』についてお伝えいたします。
●批評とは
・物事を善悪・正誤・美醜などを判断する上で必要なこと。
いろいろな物事を正確に判断するためにはとても大事なことです。
この能力を高めていかなければ正しい道に進んでいるかも分からなくなってしまう。
●批評的態度とは
・学問や仕事など物事に対する批評と対人、人格に対する批評は違う。
・批評には、①短所のみ②短所と長所③長所のみの見方がある
・学問や仕事などは②がのぞましい。良い面、悪い面ともに批評することが大切。
良いところ、悪いところを指摘することでプラスマイナスゼロになる。
・人に対しては、短所は見方によっては長所にもなる。また、短所として指摘された人が良い気持ちにもならない。
まずは、短所も長所とみてまずはその人の良いところを一つでも多く吸収する姿勢が大切。
・批評するだけで長所を学ぶ姿勢がなければ成長はない
・本当に成長を望んでいれば何でも吸収する意欲は湧いてくる。
食べ物の好き嫌いをしているうちは本当に空腹ではない。
人の成長や批評のあり方について述べてあります。
仕事や勉強の進め方を他人の短所を指摘することは相手のためになり長所も合わせて伝えればプラスマイナスゼロになる。
しかし、性格の部分の短所を指摘すると人格否定をされたようになり、長所を伝えれらえてもマイナスのほうが大きくなり、傷つけてしまう。
また、性格の短所は言い換えれば長所と取ることもできるので、長所を学び取っていく。
その姿勢が大事だと感じました。
●最後に
この項目の一節を引用します。
『お互いに人間である以上、始めから欠点のないという人は、第一ありもしませんが、仮にあったとしてみたところで、そういう人は、真に人を導くことはできないでしょう。というのも自分自身に、自己の欠点を克服した経験を持たないからです。』