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2021.02.04

修身教授録第2部第36講義『一日の意味』

NEVER TOO LATEの内藤です。

今回は、修身教授録 第2部 第36講義『一日の意味』について記載します。
数ある講義の中から選んだ理由は、武道の有段者は風邪をひくなどあってはならないと厳しい言葉が書いてあったからです。
自分自身が剣道3段であること、現在も筋力トレーニングや食事管理を行っていることから特に感じるものがあり選びました。

この講義から感じ取ったポイントは3つありました。
ポイント①:教室の空気が点数で言えなければならない。
ポイント②:人間は毎日逆境に処する際の心構えをしなくてはならない。
ポイント③:行って余力あらば以て文を学ぶべし
以上の3つです。

 

ポイント①:教室の空気が点数で言えなければならない。

森信三先生は、「気付かないのは、精神が緊張を欠いており、真に生徒のことを思っていえないからです。」とおっしゃっていました。
ここから学びとったことは、点数化することで教室内全てのものに、加点項目・減点項目をつけ、その空気を変えていくことが重要だと思いました。
これは、自分自身、生徒の皆さん、机やホワイトボードなど全てに神経をとがらせて僅かな変化に気付き、良いところは褒めて伸ばし、悪いことろは厳しく改善していくことで、生徒の皆さんが良くなるように伝えていくことはもちろんですが、自分自身を良くすることで、生徒の皆さんにはより良い授業やサポート、教室内の備品を綺麗に保つことでより学習環境を良くすることにつながります。
そして、それは感覚ではなく点数化することで具体的にどこが何点減点でそれを何点上げて、最後は何点になったのかというように明確にすることが大切だと感じました。
そういった行動は全て、精神を常に高めて、真に生徒の皆さんのことを思っていなければ出来ない行動だと思います。

 

ポイント②:人間は毎日逆境に処する際の心構えをしなくてはならない。

森信三先生は、「夜寝ることに通じている。一日の予定を完了しないで、明日に残して寝るということは人生の最後においても、多くの思いを残して死ぬということです。」とおっしゃっておりました。
ここから学びとったことは、一日一日を大切にして今日やるべきことは今日終わらせる。
今日やりたいことも今日やる時間を作る。
そのためには、短いも無駄にしない、先延ばしにしない、大切なことを見失わないことが大切だと思いました。
その積み重ねが、人生の最後に思いを残して死ぬことがないということにつながると思います。
これらは、スティーブン・コビー先生の七つの習慣の第二の習慣:終わりを思い描くことから始める。第三の習慣:最優先事項を優先する。にも通じることだと思います。
※七つの習慣についてはこちらを参考にしてください。
第二の習慣:https://www.nevertoolate.jp/%e4%b8%83%e3%81%a4%e3%81%ae%e7%bf%92%e6%85%a3%e2%91%a1/
第三の習慣:https://www.nevertoolate.jp/%e4%b8%83%e3%81%a4%e3%81%ae%e7%bf%92%e6%85%a3%e2%91%a2/

 

ポイント③:行って余力あらば以て文を学ぶべし

これは、孔子の言葉を森信三先生が紹介してくれていて、内容は、自分の仕事を果たして、ゆとりがあったら本を読むということ。です。
この意味は、やるべきことを終わらせて余力をつくって、やりたいことをやらなければ真の力は出にくい。ということです。
やりたいことはやるべきことを終わらせてからでなければ、本当に身にならなかったり、楽しめないということだと思います。
宿題や勉強をやらなければいけないけど、それをやらずにゲームや動画を見てもやらなければならないことが頭に残って楽しめないということはよくあることです。
時間の使い方を考えてやるべきことを終わらせていくことで、やりたいことを精一杯楽しむ。
とても大事なことだと思いました。

 

最後に、この講義やこの本から学び取ったまとめとして、あらゆることはつながっている、もしくはつなげることができる。
だからこそ、全てのことをつなげて常に自分をアップデートしていかなければならない。
何かを学んでそれで終わりではなく、学んだことを日々実践させながら、新しく得たものを身に着けて実践していく必要がある。
そうやってインプットとアウトプットを繰り返しながら、それらを結び付けて自分のものにしていくことで、自分を常にアップデートしながら成長していくことが大切だと思いました。
また、それらは、自分自身で終わらせるのではなく、それを伝えていくことで、後輩や生徒の皆さんにも必要なことから伝えながら人間的成長のサポートも行い行動や思考を変えることができて初めて、本当に習得できたということになると思いました。

以上で終わりになります。

 

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