イオン千葉NT教室の飯野です。
本日は森信三先生の書、修身教授録についてお届いたします。
その中でも本書の第1部第6講:人生の始終について特に影響を受けた一説を共有いたします。
「人間は四十になれば人生の峠」
森先生の言葉をまとめると上記のようになります。
※もちろんどこを人生の峠とするかは人によって変わっていいものだと思います。
ここでお伝えしたいのは、峠に至るまで一日一日、一時一時が峠に向けての準備期間である、ということを今から自覚して生きていかないといけないということです。
これを普段の生活や仕事、または生徒たちの学生生活に置き換えると【目標(GOAL)の設定】そして【それに向けての準備】をいかに手抜かりなく行うか、ということに繋がるのではないかととらえています。
本書内ではこれについて花火や料理に例えるシーンがありました。
花火というものはその一瞬の輝きで人々に感動を与えるために、とても長い準備期間が必要となる。
手を抜くなんてことをすれば、もうそれは駄作、人の心には響かないものとなってしまう。
料理に関しても、食べる時間というのはあっという間。
テーブルに並ぶまでには相当な料理人の工夫やこだわりを込めた準備時間を要している。
どんなことに対しても【目標を設定】し【準備を怠ることなく進んでいく】ということがいかに重要かを再認識することができました。
時間は有限であるからこそ、一日一日を大切にしていくきっかけになれば幸いです。