皆さんこんにちは。イオン千葉NT教室の山田です。
本日は修身教授録 第2部 第3講義『人生二度なし』についてお話します。
「私たちは、一度きりの人生を最高に有意義にするために自分の命を大切に扱い真剣に生きられているのだろうか?」
とても壮大な問いですが、人間として生きている以上考えるべきことだと思います。
この問いの答えを探す中で、森先生の「修身教授録」に出会わせていただき、そのヒントがあるのでは、と思いこの講を選びました。
読んでくださる皆さんにとって何かのキッカケを与えることができたら幸いです。
それでは始めていきます。
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「人生二度なし」
これは人間として生きる上でただ一つ例外のない真理です。
そして、自分の命は世界中どこを探してもただ一つ。
そんなことは当たり前だとみなさん思われるはずです。
しかし
周囲を見渡すと、最も惜しまなければならない自分の命に対してはそれほど惜しまないのに、物やお菓子など、物質的なものがなくなりそうになると「もうない」と惜しみ、家族や友達などと争い喧嘩になってしまう。
森先生はこのようなことを
「二度ない人生に対する愛惜尊重の念を持たない人が多い」
とおっしゃっています。
※愛惜尊重(あいせきそんちょう)…ある物事や人を大切にして、手放したり傷つけたりするのを惜しむこと
物やお菓子はなくなっても再び買えば手に入る。
しかし、自分の命は無くなってしまったらどう頑張っても戻ってこない。
このことを深く心に刻み生きていれば、物やお菓子がなくなったりしてもそれほど惜しむ必要がありません。
それよりも自分自身や他者を大切にすることを優先すると思います。
しかし、それが実際の生き方に反映されている人は多くありません。
だからといって自分自身や他者を大切にせず、人生を悪くしたいと思う人はいないのではないでしょうか。
森先生は人生の意義についてこのように言っています。
「自分が天より受けた力を、この肉体的生命が許される限り、十分に実現して人々のために尽くし、さらにこの肉体が朽ち果てた後にも、なおその精神がこの国土に残って、後に来る人々の心に、同様な自覚の火を転ずることにあるかと思うのです。」
これはつまり
肉体の死=命の消滅 ではなく
「死後もその人の在り方や精神(命)が生き続けること」
であります。
では、人生を意義あるものにするためには何が必要なのか。
それは
「人生二度なしという真理を心に刻み、人生の使い方を決めること」
自分がどんな人間になりたいのか、一度きりの人生をどのように使い人々の力になっていくのかを深く考えること。その精神が死後にも生き続ける人間になろうという大志を立てること。それこそが人生を意義あるものにするスタートであるということです。
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この講を読み、自分自身がどんな人間になりたいか、死後にどんな人間だったと言われたいかを改めて考えさせられ、学生時代から思っていた自分の在り方を見直すことができました。
「世の中に希望を持ってイキイキと生きている人を増やすこと」
「地元の福島県から日本を元気にしていきたい」
ということ。
そしてそのための在り方として
「人の心に輝きを与える達人」
になるということ。その目的に生きること。
今はまだまだ未熟ですが、この精神を持ち続け、人々に影響を与える人間になっていくんだと心に刻むことができました。
まずは今の自分にできること。目の前の人を輝かせること。NEVER TOO LATEの生徒を輝かせること。
それを胸に刻み力を尽くしていきたいと思います。
読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
一緒にがんばりましょう!